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zoom RSS 天使の魔法 その86

<<   作成日時 : 2017/01/31 15:21   >>

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今、思い出しても、ムカつく!


アルフォンソは、大空に怒鳴った。


カルメリージャ!
何処にいる?
出てきやがれ!!!



ああん?
誰か、呼んだか?


へ?


アルフォンソは、慌てた。

こんなにあっさり、返事があるとは、
思わなかった。

下をみれば、
草むらの中に、小山の様な猪がいる。

アルフォンソは、カルメリージャから
少し離れた位置に降りた。
また、突き飛ばされてはかなわない。


おんやあ?


誰かと思えば、
ドジガラスかあ。


ド・ドジ・・・?!
だ、誰の事だ?!!
私は、アルフォンソだ!


ほえー。
そったら、御大層な名前だっけか。

まあ、どうでもいいべ。

んで?何か?


流石にカルメリージャも、
遊びに来たとは思っていないらしい。


アルフォンソは、咳払いをしながら、
事の次第を話した。


だからだな。
クリスティーネが言うにはだ。
その猫をお前に運んで貰うしかないと。
そう、クリスティーネがだ。


へええー。
お前、クリスティーネのパシりだったんか?


何だと?
パシり???
この私が?!


手伝ってやりたいのは、やまやま。
んだけんど、間が悪いべよ。
今、ワンサカ子がいてよ。
遊ばすだけで、一仕事よ。

だあれか、子守りしてけるん?
したら、考えんでもねえけっど。

お、そうだ。
お前、子守りすっか?


わ、私がか?


アルフォンソは、頭を抱えた。
昔の悪夢が頭をよぎる。


突き飛ばされては、
あっちへコロコロ。
こっちへコロ・・・。

って、いかんいかん!
あの屈辱は、耐え難い。


すると、カルメリージャも思い出したのか、
突如として笑いだした。


うちのこらはよ。
わたすに似て、
鼻で突くのが大得意。
ドジガラスが遊び相手ならば、
丁度いいべ。


だからだな、
私は、カラスじゃなくて、トン・・。

ん?カラス?!
そ、そうか!!!


また来るからと言い残して、
アルフォンソは飛び立った。

カルメリージャは、その姿を、
クスクス笑いながら見送った。






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