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<<   作成日時 : 2017/02/21 20:50   >>

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14歳の頃の日記が出てきました。

その1ページめに綴られていたのは、
とても嬉しそうな、
いつか、望みが成就して、願いが叶う事を望む、
そして、かなりの確率で、きっと叶うと信じている
幼い自分のとある人への思い。


そして、今年、その日記の2ページめに、
今の自分からメッセージを書きました。


14歳の自分へ

これをお知らせするのは、
とてもつらいことだけど、
あなたの望みは、一生叶いません。

なぜならば、その人の望みは、
貴方の望みを叶えないことだからです。

その人の望みは、貴方のそのきらきらとした思いを
ずっと、そのままにして置くことだったから。

自分があなたに自分の気持ちを伝えたら、
それが、あなたの望むものであっても、
望まぬものであっても、
その純粋なあなたのきらきらとした思いが
変質してしまうと思ったらしいの。

つまり、その人は、

自分に永遠の片思いをしていて欲しい

と思っていたのよ。

なんて残酷な!
そんなことできるわけがない。


うそよ。
彼はそんな人じゃないわ。
今日、はじめて電話を貰ったの。
そんな最高にうれしい日に、
突然やってきて、なぜそんなひどい事をいうの?
貴方は、誰?


私は、未来のあなた。

つまりは、あなたが今のままなら、
今の私になるの。


うそでしょう?
そんなことありえない。
信じない。

そうか、わかったわ。
貴方も彼が好きなのね。
それで、嫉妬してこんな意地悪を。



そうね。
あなたがそう思うのも無理はないわ。

では、こうしましょう。
今のあなたのことを私に質問してみて。
好きなものとか、
将来の夢とか、
最近お母さんに相談してダメと言われてがっかりしたこととか。
そうだ、高校受験の第一志望はどう?


んーーーーー。
じゃあ、その全部。


OK
まずは、好きなもの   
  花はみんな好きだけど、
  一番はあぜ道に咲くタチツボスミレ

      東田んぼのあぜ道から、せっせととってきて、
      庭に植えたけど、みんな枯れてしまうので、諦めた。

   果物もほとんどみんな好きだけど一番は梨

      シャリシャリとした触感と水分たっぷりの
      ほんのりとした甘みが好き  
        
  ギターをつま弾くこと。
      最近やっと、独習で
      ”モスクワ郊外の夕べ”を弾けるようになった。

  将来の夢 これまたたくさんね。
       でも、今は、彼の意中の人になって、
       彼から告白して貰う事。
       ”彼から”がポイント。

     職業では、ジュエリーデザイナー
     テキスタイルデザイナー。
     お菓子職人になって
     カフェテリア付きの店を持つ。
     バラの達人になって
     花屋のオーナーになる。
     近い将来なら部活で県大会出場。
     できれば、違う部活だけど、彼も一緒に。

   お母さんにダメと言われたこと。
      OKもらえるのは10のお願いのうち、
      1つ有ったら超ラッキーって状況だったから、
      沢山ありすぎて困るわね。

      一番最近は、通信教育のお菓子作り講座を
              申し込みたい
              と言って、瞬殺された。
              ホットケーキミックスで、
              クッキーが作れることを知り、
              彼の誕生日にプレゼントしようかと
              考えている。 

      進路の第一志望は、もちろん〇女。
             志望理由は特になく、
             姉二人がそこなので当然自分も
             と思っている。


じゃあ、嫌いなものは?


       生煮えの長ネギ、
       にんにく、
       生の玉ねぎのみじん切りが入ったポテトサラダ
       香りの強すぎる漬物

       父親と母親の夫婦喧嘩

       誰にでも優しいモテ男


なあに、その最後の・・・。


心当たりあるでしょ?

       あなたの初恋は別の人。
       あなたの誕生日にその人は赤い日記帳をくれた。
       それから間もなくのバレンタインデー。
       仲の良かった同じ部活の友人と、
       隣町のスーパーまで出かけ、
       あれこれ迷ってやっと選んだチョコレート。
       当日、部活の後の教室で渡し、
       叶ったと思った初恋に、胸ときめかせ帰りかけた。
       忘れ物に気づいて戻ったら、
       女の子が二人、口の中のチョコを
       慌てて飲み込んだ。
       しかも、その子たちは同じ部活仲間。

       チョコを飲み込んだ女の子二人には、
 
       私の気持ちは前からずっと知っているはず。
       なのに、何故そんな事を?

       初恋の赤い日記帳の彼には、
       渡したばかりのチョコを何故他の女の子に?
       
       友情と、初恋、二重に裏切られた気持ちで、
       翌日は人目をはばからず、教室で号泣。

       たった3週間で消えた初恋。
       


そ、そんな事、もう乗り越えたし。

モテ男君はもうこりごり。
今日、電話をくれた人は、
女の子の噂は全くないの。
信じられる人だと思う。

だから、赤い日記帳は捨てて、
真っ白い日記帳を昨日買って、
やっと初めのページに
たった今、書いたのよ。

この願い事が叶ったら、
次のページに書き込もうって、
心に決めたばかりなのに。
台無しじゃない。


だから、その日は、決して来ないのよ。


まだ、そんな事言うの?
ほんとに、貴方、誰?
もう、いい加減にして!



じゃあ、幼稚園の頃の思い出を話しましょう。
あなただけのエピソードを。

園庭で、ブランコの支柱に寄りかかって、
空と雲を眺めていて、先生が呼んでいるのに気付かず、
何度目かで返事をして先生のところまで猛ダッシュ。

ところが、しっかり母に連絡が入って、
耳が悪いかも知れないからと、耳鼻咽喉科に連れて行かれた。

耳は問題はないが、蓄膿症だと診断され、
軟骨に穴を開け、鼻腔を洗浄される苦痛を味わった。

それから、お祭りの露店で、
大きな犬のぬいぐるみが欲しくて、父にねだったが、
結局、一番欲しいものが言い出せず、
一番小さな熊のぬいぐるみを指さし買ってもらった。

それに【くまごろう】と、名前を付け、
隣のメリの生んだ子犬をもらうまで、
くまごろうが一番の友達だった。



うわ、当たり!
じゃあ、信じる事にする。


で、私と彼はどうなるの?

                 

その人は、これからも、
何度も電話をくれるし、
お手紙もたくさんくれる。

でも、それはね。
そのきらきらを
そのままにしておくためなのよ。



そんな、ひどすぎるよ、それって。



そうね。でも、それがその人なの。

でもね、その人がそうなったのも、
何かわけがあるんじゃないかな?



例えば?



そうねえ。
これは全くの私の想像だけど・・・

幼稚園の頃に、大好きな子がいて、
ある日、その子に好きって言われて、

僕も!って答えたら。

次の日はその子が別の子に好きって言ってて。

あれ?昨日は僕に好きっていったよね
ってその子に聞いたら。

そうよ。だからもういいの。
私はみんなに好きって言ってほしいから、
〇薫はもういい。

って言われたとか?



うわ、おもしろい〜。
それが、原因?
自分からは好きって言えない。



私の想像だから、
当たっているかどうかはわからないけれど、
そういうのをね。
トラウマって言うのよ。



虎馬?



違う違う!笑

あなたのほうが、よっぽど面白いわ。
って、あたし自身だから当たり前か。

昔から、空想好きだったもんね。




そうだよ。今だってちょこっと書いたりする。
でも、下敷きに書いたのを、友達に見られて、
恥ずかしくて、それから止めた。



空を眺めてたんだって、
きれいだなって見とれてただけ。
そして、ぼんやり空のもっと上のことを想像してた。




なんでわかるのってあたし自身だからか。
じゃあ、信じるよ。
貴方は、未来の私だって。



でも、彼にずっと片思いなんて、
寂しい、悲しい、泣きたい、あきらめきれない!



お祭りの屋台のきらきらも
お祭りがおわれば消えてしまう。

ふわふわの綿菓子を食べずにとっておいたら、
次の日にはしぼんでしまう。

そしてね。
あなたのきらきらはね。
ある日突然、消されてしまうの。
その人自身の手で。

でも、過去のきらきらは残したいと思ってるのよ。


え?彼が自分で消すの?
それって、変だよ。
訳が分からない。

14歳のきらきらは、
15歳のきらきらとは違うし、
20歳のきらきらとは違うし。

まして、彼自身の手で消されたら、
もう、二度ときらきらしない。


大切なきらきら消すような人、
嫌いになるし、
嫌いになったら、もう二度ときらきらしないし。
もう、二度と思い出したくないって思う。

これから貰うかもしれない手紙もみんな破って捨てるし、
彼にも、私のもの、全部捨ててほしい。

誰かに読まれたりしたくない。
私の思いを、他の人に除かれるのは絶対嫌!
それに、赤い日記帳の人だって・・・。


あなたからの手紙を見せろって、
Pに言われて見せちゃった。
そして、翌日、Pにからかわれて、
もう絶対無理って思って、
その人から、自分が出した手紙を
全部返して貰ったのよね。

でも、Pは自分のせいで、
赤い日記帳の人とあなたが、
修復不能になったなんて、
これっぽっちも思ってないのよ。



破局した後の、過去の手紙なんて、
ただむなしいだけ、苦いだけだもの。



でも、白い日記君は、そうは思っていないの。

きらきらが消えた後、
手紙は捨ててねって頼むんだけど、
捨てない、全部持ってるって言うの。




勝手すぎるよそんなの。
つまりは、私は振られるんでしょう?

その後、読み返されて笑われたりしたら、
死にたくなる。

きらきらが消えたら、
その手紙は、ただの虚ろな屍だよ?




なんだか、泣きたい。



そうね。私も泣きたい。



自分で消してしまわないように。
彼を変える方法はないの?



ないのよ、
だって自分が消したと思っていないし。



どういうこと?



その人はね。
行為が先で、意識付けがあとなの。

消してしまってから

何で消えたんだろう?
僕は何もしていないのに。
こんなはずじゃなかったのに。

って思う人なのよ。



今思えば好きだったんだ!
でもその時はわからなかった。。

って必ずいう。

今を自覚できなみたい。
過ぎてみて、ああ、そうだったんだって認識する人なの。



私たちとは、受け止め方も、考え方も全く違う。

人はみんな、それぞれ違うけど、
貴方が望むことがね。

彼にとっては、一番苦手なことなのよ。



そんな!



そういう人なのよ。


だから、あきらめて。
そうすれば、貴方は傷つかなくて済むから。


傷ついたってかまわない。
傷つかなきゃ、得られないものだってあるわ。



そうね。
私もそう思う。

でも、傷つくだけで、なにも得られない事だってあるわ。
ボロボロになって、死んでしまうかもしれない。


でも、今のままでもあなたは生きてるわ。


自分が変わらなければ、生きられなかった。
私は、思いを貫いて死ぬことより、
生きることを、本能的に選んだの。

でも、ありのままだったら、とても耐えられないので、
自分で自分の記憶を、
その人との一番楽しかったことを、ほとんど捨てて、
これだけは、捨てたくないと思ったものを、ほんの少しだけ残して、

後の一番つらい出来事は、事実より、時間をずらして、
仕方がない事だったんだと、
自分が、納得できる筋書きに作り替えたの。


やっと、今日それに気付いて、
かなり事実に近い形に修正しなおしたのよ。

それが、本当に正しいかどうかは、
彼に聞いてみないとわからないけど。



そうすれば、私と彼は、
ただの元同級生になるの。

心って、何かを消さないと修復できないの。そう、私はね。
何かをあきらめて、ほかのものを手に入れる。
そんなことの繰り返しだったから。
それが習性になったのかもしれない。

だから、私は、かつて思いを寄せていた思い出を今度は消すのよ。

そうでないと、本当に死んでしまうかもしれない。
辛すぎて。

生きるためにそうするの。



あなたも、今のままなら、そのまま、
今の私になるのよ。



嫌よ!
そんな事。
わがままだと言われても、
私は、欲しいものは欲しい!
欲しいと思ったら、今欲しいといわないと!
明日は、もうないかもしれないでしょう?


でも、彼はそうは思わないの。

貴方が好きだった。
でも、その時はわからなかった。
大切に思ってた。
傷つけたくなかった。

彼はそういうけれど、言い訳にしか聞こえない。

傷つきたくないのは、彼自身。

ちゃんと、自分と向き合わない彼を憎みそうになる。


そんな、醜い自分の心と闘って
自分が壊れる。
自分で自分を消そうとする。



どういう事?
自分で自分を消すって・・・。
なんだか、怖い。



今は言えない。

でもね。
一つだけ、方法があるかも。
未来を変える方法が。



それは、どんな方法?



この日記はここまでにして、
明日から、また日記帳を新しくしてみたら?


また、新しくする?

でも、この日記はどうするの?
そのままにしていたら、私は貴方になるんでしょ?

別の日記に書いたら、未来は別の私になるんでしょう?

未来の私は二人になるの?



体が二つに分かれるのは無理よ。
そうね。
心が二つに割れる。



心が二つに割れる?



そう、わかりやすく言えば、
多重人格みたいな感じかな。



多重人格?

怖い!怖すぎる!
そんなの嫌!絶対嫌!
ジキルとハイドみたいになるってことでしょう?



では、今のままでいる?
それでも、大丈夫よ。
葛藤して、心も体も傷つきまくって、
いっそ死んだ方がマシって確かに思うけどね。

結果的には、
あなたはその人がいなくても生きられるって気付く。
むしろ、その方が幸せかも。



そうなの?
でも、今は、、、
今は、
未来は変えられるって信じたい。



では、新しい日記を探して。
明日からは、それを貴方の日記にして。
そして、この日記の最後に、
この日記をどうしたいか、書いて。



この日記をどうするか?
急に言われても困るし。
貴方が急に現れる前の、
ほんのちょっと前の気持ちが書いたのに、
それを、今すぐどうするかなんて、マジで考えられない。




でも、それは、今、貴方が決めないと、
未来のあなた、つまり、私には過去は変えられないのよ。




ああ、なにがなんだか混乱して、
頭が痛い。
天国から真っ逆さまに地獄に落とされた気分よ。
もう、サイテー!



そうねえ。
では、考え方を変えたら?
仮に願いが叶ったとして、
叶った願いなら、この日記を、誰かに読まれても平気?

うーーーん。
彼だけなら。
っていうか、叶ったら自分から見せるかも。

では、ほかの人にも見せびらかす?

あなたがおばあさんになってから、
こっそりほかの誰かに読まれても平気?


う・・・・・
恥ずかしいよ。
叶ったのなら、笑って許せるかもしれないけど、

叶わないなら、嫌だ。
冷やかされたり、笑われたりしたら、死にたくなる。
今のままなら、叶わないんだよね?
だったら、捨てるしか。


でも、超ハッピー気分でほんのちょっと前に書いたのに、
捨てるのも切ないよ。

あ!そうだ!いい事思いついた!!!

この日記はここまでにして、
これは、未来の私が、神社に収めるってのはどう?
私にとっては、願い事だから、願掛けて、
神社にそうっと納めるの。
未来が変わりますようにって。

貴方の書いた言葉の後に、
私が書けばいいのよね。


未来が変わることを祈って
神社におさめますって。



そう、そうね。

どこの神社も、自社のお守りやお札しか収められないけど、
なんとかやってみるわ。




お願いしまっす。
さあて、あしたは新しい日記帳探しに行かないと。
私の未来は、自分で切り開くぞ!




私は、この数日後、14歳の自分の日記帳を収めました。




^^^^^^^^^^^^^^^^^

最近、タイムスリップの物語が多いように思いましたので、
私もチャレンジしてみました。

最後までお読みくださいまして、
まことにありがとうございます。

あなたの未来が幸せでありまうように!


















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